朝日町の地域経済循環に係る分析・研究事業

更新日:2024年04月05日

町では、町におけるヒト・モノ・カネの流れ、経済循環・効果を「見える化」することで、町の産業や市場規模、町の強み・弱みを明らかにするため、「地域経済循環に係る分析・研究事業」として平成30年度から令和5年度まで、富山大学に委託し、実施しました。

地域経済循環研究の目的

町の地域経済循環の姿を明らかにし、町が取り組む「施策」や「投資」について、その効果がどのように表れ、発揮されているのかを「見える化」することを通じて、その検証を行うとともに、今後の町として取り組むべき重点施策、力を入れるべき事業等の協議・検討に資する。

地域経済循環の分析・研究事業の成果

これまでの分析・研究事業の成果は下記のとおりとなっています。

平成30年度「富山県朝日町における地域経済循環の見える化と課題に関する分析」

【分析の目的】

・RESASや関連統計をもとに朝日町の経済循環を可視化。県民経済計算、経済センサス、国勢調査などをもとに直近の動向を検討し、可視化された経済循環の姿から朝日町の特徴と課題を抽出。将来人口推計に基づき、朝日町における今後の産業構造を検討。

富山県朝日町における地域経済循環の見える化と課題に関する分析(PDFファイル:4.6MB)

平成31年度「富山県朝日町における観光資源の活用を通じた関係人口の創出」

【分析の目的】

・観光の産業化(観光資源を活用した町内産業の活性化、「朝日町スタイル」の観光資源の活用)、関係人口の創出(観光による誘客(交流人口)の増加が、「関係人口」の増加につながり、定住人口の増加につながるようなパスの検討、関係人口概念の整理)を分析、アンケートやインタビュー調査による実態把握と課題抽出、学生を交えた論点整理と提言。

富山県朝日町における観光資源の活用を通じた関係人口の創出(PDFファイル:1.5MB)


※令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大により分析・研究事業中止


令和3年度 「地域資源のポテンシャル評価とコロナ後の社会変容化における地域戦略」

【研究の目的】

・コロナ後の社会変容を見通して朝日町の自然資源や人的資源のポテンシャルを再評価するとともに、人々の新しい行動様式の下での地域戦略を考えることが求められていることから、春の四重奏を中心とした観光資源が地域経済に与えているインパクトを評価するとともに、そのポテンシャル、地域経済循環への含意を検討。

地域資源のポテンシャル評価とコロナ後の社会変容化における地域戦略(PDFファイル:4MB)

令和4年度 「持続可能性を備えた発展を目指すための地域戦略の方向性」

【研究の視点】

・コロナ禍を経た社会の変容や潮流に取り残されないように、地域経済における持続可能性に焦点を当て、町の現在の状況を俯瞰し、将来を見据えた戦略、方向性を考えていくため、生き残れる過疎地域を目指した中長期的な域内経済活動の企画立案、展開に資する視点を提示。

持続可能性を備えた発展を目指すための地域戦略の方向性(PDFファイル:4.1MB)


令和5年度「富山県朝日町における地域資源の可視化と時代の潮流を見据えた将来戦略」

【研究の視点】

・これまでの研究成果を踏まえつつ、朝日町が有する資源とDX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)をはじめとする新たな潮流の下で、町が直面する課題の再抽出とその克服に向けた方向性を考える。

富山県朝日町における地域資源の可視化と時代の潮流を見据えた将来戦略(PDFファイル:6.6MB)