サイトの考え方

更新日:2023年06月06日

アクセシブルなサイトを目指して

インターネットが普及するにつれて、利用環境や利用方法がどんどん多様化しています。また、インターネットを使える人と使えない人との情報格差(デジタル・デバイド)も次第に社会問題になってきている昨今でもあります。

情報格差をもたらすひとつに原因に、インターネット上のサイト作りに方に問題があることも少なくありません。若い目のよい人のみを対象にしたサイトでは文字が小さすぎて読めないことがあったり、あるいは操作が判りづらいこともあります。また、 視覚障害者 (しかくしょうがいしゃ)の方は、視覚的なブラウザ(インターネット閲覧ソフト)ではなく、音声読み上げブラウザを用いて、情報にアクセスすることが多いわけですが、すべてサイトが音声読み上げブラウザに優しい作りになっているわけでもありません。

朝日町ではこれまで情報を得るのに、弱い立場であった方々でも利用しやすいサイトづくりを心掛けています。いろいろな環境でも、情報にアクセスしやすいサイト、そういうサイトをアクセシブルなサイトといいますが、朝日町はアクセシブルなサイト作りを目指しています。

アクセシブルなサイトにするための具体的な方策

ウェブの標準的な仕様を定めるW3C(World Wide Web consortium)が、アクセシビリティの高い(アクセスしやすい)サイトを作成するためのガイドライン(ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0)を1995年5月5日に勧告しています。それによれば、以下のことは、最低限満たす必要があると考えられます。

  1. 聞くための内容や見るための内容には、同等の役割を果たす代わりのものを提供する
  2. 色だけに依存しない
  3. 正しくタグ付けし、適切にスタイルシートを使う
  4. 自然言語の取り扱い方に関する情報を明確に示す
  5. うまく変換されるテーブルを作る
  6. 新しい技術を利用したページは、うまく変換されるようにしておく
  7. 時間とともに変化する内容については、ユーザーが制御できるようにする
  8. ページ中に組み込まれたもののユーザーインターフェイスは、それ自体がアクセシブルなものにする
  9. 装置に依存しないように設計する
  10. 暫定的な解決策をとる
  11. W3Cのテクノロジーとガイドラインを使用する
  12. 前後関係や位置を表す情報を提供する
  13. はっきりとわかるナビゲーションのための仕組を提供する
  14. 文書は明瞭で簡潔なものにする

以上のことに留意して朝日町のサイトは作成されています。まだまだ改善の余地はあると思いますので、何かお気付きの点がございましたら、御意見ご要望をお寄せいただければ幸いです。

この記事に関するお問い合わせ先

朝日町役場 みんなで未来!課
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