「明治記念館下張り文書はがし体験教室」開催のお知らせ

明治記念館下張り文書はがし体験教室(5月19日)

〈体験教室の概要と申込み方法〉

講師:
梶 青華 さん(修復士・石川県文化財保存修復工房 代表理事)
近藤 浩二 さん(学芸員・滑川市立博物館 館長)

開催日:令和6年5月19日(日曜日)
時 間:10時~16時頃(お昼休憩1時間以上)
会 場:朝日町図書館会議室(富山県下新川郡朝日町沼保969)
定 員:10人(事前申し込み制、定員になり次第受付終了)
参加費:無料

申込方法:1または2のいずれかで、先着10名
1) まいぶんKANに電話 0765-83-0118( 9時30分~16時30分、火曜定休)
2) 申込みフォームより申込み(後日まいぶんKANからのメール返信をもって確定)
 

〈ご連絡事項〉
・汚れてもいい服でご参加ください。お昼は各自でご用意ください。
・見学は自由です。見学のみご希望の場合は申込みは必要ありません。
※前日の5月18日(土曜日)は、まいぶんKAN展示室内で修復士とボランティアさんによる作業があります。こちらはまいぶんKAN4入館料(一般200円、高校生以下無料)で見学自由です。


〈こんな人に向いているかも〉
・細かい作業が好き
・マイペースで集中して作業したい
・古文書は読めないけど触ってみたい

 

明治記念館とは?下張り文書とは?

明治記念館は、明治11年の明治天皇北陸御巡幸の際に行在所となった建物です。この建物は、江戸時代には十村役を務めた伊東家の邸宅で、当時は加賀藩主の宿泊施設としても使われていました。平成26年にこの建物を移築する際、壁の中から「下張り文書(したばりもんじょ)」が見つかりました。「下張り文書」とは、襖や屏風の下地材として表紙の内部の木枠に張り重ねられた和紙のことですが、明治記念館では、壁の中から木枠に張られた状態で見つかっています。

調べてみると、この古文書には江戸時代後期から明治時代前期の朝日町や周辺地域のことが書かれていることがわかりました。しかし、木枠に張り重ねられられた状態では読むことができません。
そこでこの体験教室では、プロの修復士に教わりながら、明治記念館の壁の中から発見された「下張り文書」をはがします。はがす体験なので、古文書が読めなくても大丈夫です!一緒に歴史を発掘しましょう。
 

この記事に関するお問い合わせ先

朝日町埋蔵文化財保存活用施設 まいぶんKAN
〒939-0723 富山県下新川郡朝日町不動堂214
電話番号:0765-83-0118
ファックス:0765-83-0118