妙輪寺のサルスベリ

更新日:2023年03月31日

町 天然記念物 昭和42年12月5日指定

朝日町泊(妙輪寺)

指定のサルスベリは、妙輪寺の山門を入ってすぐのところにある。

幹周り2.11メートル、樹高約7.0メートルあり、地上1.5メートルほどのところで3本に分かれている。枝張は東西に8.0メートル、南北に7.0メートルである。

サルスベリは中国原産で、江戸時代より前に日本に渡来している。

サルスベリは、「猿滑り」の意味で、木の肌がツルツルして、猿も滑り落ちるという意味である。

朝日町にはサルスベリの大木が少なく、貴重な存在であることから、朝日町の天然記念物に指定されている。また3本に分かれた枝の2ヶ所で、2本の枝が互いに接しあって組織が融合し、連理といわれる珍しい状態になっている。

妙輪寺は享保3年(1718)に、松林寺、常光寺とともに、計画的な泊町づくりによって現在地に建てられたもので、その時に庭木か記念樹として植えられたものと思われる。

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