小中学校の業務に生成AIを活用します

更新日:2023年11月07日

令和5年度、文部科学省「リーディングDXスクール事業」モデル校として朝日町の小中学校が指定され、一人一台タブレット端末を活用した効果的な教育実践を創出・モデル化し県内外に横展開しています。

その一環で、教員の長時間労働の軽減に向けた取り組みとして、小中学校の業務に生成AI(人工知能)のChatGPTを導入します。これは修学旅行のコースや保護者向けの文書のたたき台作りなどを任せることを想定しています。

11月7日に行われた朝日町総合教育会議では、生成AIと接続した人型ロボットの「ペッパー」を使ってデモンストレーションをしました。会議の出席者からは「AIは間違えることも念頭において、最後は私たちが正確に判断することが大事」といった意見が出ました。

文部科学省では、生成AIは出した答えに誤りが生じるなどのリスクもあることから、現時点では子どもが直接使うのではなく、教員が担う校務に限った利用を考えています。