「らくらく登校ウイーク」が始まりました!

更新日:2023年06月19日

令和5年度、文部科学省「リーディングDXスクール事業」モデル校として朝日町の小中学校が指定され、一人一台タブレット端末を活用した効果的な教育実践を創出・モデル化し県内外に横展開しています。

その一環として、今回試行する「らくらく登校ウイーク」は、「タブレット端末の日常的な持ち帰りによる家庭学習の充実」の在り方を検討するとともに、これからの熱中症対策として有効と思われる「登下校時の児童生徒の携行品の負担軽減」についても試行・検証を行います。

ウィーク実施前の小学生の通学携行品

ウイーク実施前の小学生の通学携行品

デジタル教科書等の活用による通学携行品(登下校時の荷物)の負担軽減「らくらく登校ウイーク」の試行・検証を町内の小学校6年生、中学校1~3年生を対象に6月19日から23日までの期間で実施します。

年々教科書のサイズが大きくなっていることや教科書の増加、熱中症対策による水筒の持ち帰りにより通学携行品が重たくなっていることから、登下校時の負担軽減を目的として実施するものです。家庭学習においてデジタル教科書を活用することで、紙の教科書を学校に置いて帰ることとし、通学携行品の軽量化を図ります。

※この取組みの事前アンケートでは、ランドセルやカバンが小学生の平均が約5kg、中学生の平均が約10kgであり、保護者の9割以上が重いと感じ、また軽くしてほしい、また、児童生徒は約7割が重いと感じ、また軽くしてほしいとの回答がありました。

今後は、保護者や児童生徒等を対象に事後アンケートを実施し、課題などを探りながら将来の本格導入に向けて検討を進めていきます。

ウィーク実施前の中学生の通学携行品

ウイーク実施前の中学生の通学携行品