まめなけ新聞~第6号~朝日町地域おこし協力隊

更新日:2023年10月18日

朝日町地域おこし協力隊 まめなけ新聞 第6号 平成30年1月1日発行

「朝日小屋閉め~2017・完結~」


今シーズンのお礼のあいさつ ありがとうございました


今シーズン最後の宿泊客と乾杯


キッチン・部屋・物置など小屋の隅々まで掃除する


皿、お盆、タッパ、調理器具など、すべて洗い直し、乾かして袋詰めする


天井をカビから守るためカビ止めをかける


冷蔵庫もカラにしキレイに拭く


小動物が入らないように通路口やトイレにも板を張る


布団は汚れないように毛布でカバーする


畳をカビやホコリから守るため畳上げをする

朝日小屋雪囲い
小屋に残せない物は担いで荷下げ

朝日小屋給水タンク掃除
給水タンク内も掃除

朝日小屋水道管
水道管撤去

朝日小屋看板
無線やアンテナ、看板、水道管など外付けの物はすべて外す

朝日小屋無線アンテナ撤去
無線撤去

雪囲い

朝日小屋テーブルイス雪囲い
外のテーブルやイス

朝日小屋すべての窓雪囲い
全ての窓

朝日小屋入り口雪囲い
朝日小屋正面入り口雪囲い完了
正面入り口

今回で完結となる朝日小屋密着シリーズ、小屋開け前から小屋閉めまで様々な場面に立ち会わせて頂きました。小屋の内部・外部ともにリセットされた状態からの営業、そしてまたリセットの状態に戻すという大変な業務でした。「形あるものは壊れる」と言いますが、リセットできたとしても、次のシーズンに同じ状態でセットできるとは限りません。その変わりゆく全ての状況に対応する管理者の清水さんをはじめスタッフの方々のすごさを痛感した体験でした。

 

 

「恋の花咲く朝日小屋」

恋の花咲く朝日小屋

6年前、朝日岳の登山会で出会いご結婚された濱田翔さん・有紀子さん。今は息子の悠太くんも生まれ登山はお休み中。
有紀子さんのご両親もまた朝日岳で出会い結ばれました。
協力し合わなければならない過酷な環境が素敵な出会いを生むようです。

 

 

「入善警察署・山岳警備隊」工藤法寛

入善警察署山岳警備隊

富山県警察山岳警備隊は、現在隊長以下27名おり、朝日町・入善町を管轄する入善警察署にも、3名の警備隊員がおります。夏の最盛期になると我々は交代で朝日小屋に詰め、朝日小屋スタッフや、朝日岳方面遭難対策協議会救助隊の隊員、周辺の各小屋と協力し、遭難事故への対応、登山者へのアドバイス、登山道のパトロール等を実施し、登山者の方々が安全に楽しく山に登り、そして無事下山できるように山岳警備隊活動に従事しております。

さて、今年10月11日(水曜日)の朝日小屋の小屋閉めで今シーズンも終了しました。ふりかえると今年の山は天候の影響もあり、大きな事故もなく例年に比べ穏やかな年ではありましたが、一方で行程や体力、装備等を見誤り、目的地への未着事案や、持病の発症、仲間とはぐれた等の対応が多かったと感じます。山は基本的には自己責任、「自分の身は自分で守る」というのが基本であり、その上でお互いに協力し合い、励まし合いながら頂を目指すものであると思います。知って・備えて・安全登山。万全を期して登山を楽しみましょう。

 

今回寄稿いただいた工藤さん、写真提供いただいた有限会社坂東電器さんにお礼申し上げます。

朝日町地域おこし協力隊

 

 

PDF版はこちら (PDF:1MB)

 

※まめなけ新聞は、朝日町地域おこし協力隊が発行している情報紙で、回覧板として朝日町の各町内会に配付していました。

この記事に関するお問い合わせ先

朝日町役場 住民・子ども課
〒939-0793 下新川郡朝日町道下1133
電話番号:0765-83-1100
ファックス:0765-83-1109