自主防災組織の役割

更新日:2023年11月02日

 

災害時には、防災機関そのものが被害を受けることが考えられます。また、倒れた家屋などで消防車が災害現場へ到着することが遅れたり、同時多発火災の発生などの諸条件が重なり、防災機関の活動能力は著しく低下したりすることが予想されます。
災害から自分や家族、住み慣れたまちを守るために、お互いに助け合う自主防災組織を結成しましょう。

自主防災組織の活動

 

組織の活動例として、平常時と災害時の活動に分けてご紹介します。
 

情報

平常時には情報を住民に伝える訓練を実施したり、回覧やチラシで防災の啓発活動を行います。
災害時には町や消防機関からの情報を伝え、地域の被害状況や避難状況を町へ報告します。

消火

平常時には消火器具の点検や効果的な消火技術の習得を行い、住民へ取扱方法を指導します。
災害時には周辺住民の協力を求めて初期消火活動を行い、火災の拡大を防ぎます。

救出救護

平常時には救出用資機材の使用法、負傷者の搬送法、応急手当法の習得訓練を行い、医療施設や救護所の位置を把握しておくことも必要です。
災害時には資機材を用いて救出作業を行うとともに、負傷者の応急手当をし、医療機関や救護所に搬送します。

避難誘導

平常時には複数の避難経路避難場所を把握しておき、誘導訓練を行います。地域内の危険箇所を把握しておくことも必要です。
災害時には住民を安全に避難場所まで誘導します。

給食給水

平常時には物資の備蓄管理を行うとともに炊き出し訓練を行います。
災害時には飲料水を確保するほか食料品や救援物資の受け入れ、配給、炊き出しを行います。

 

自主防災組織設立に関する各種様式

この記事に関するお問い合わせ先

朝日町役場 総務政策課
〒939-0793 下新川郡朝日町道下1133
電話番号:0765-83-1100
ファックス:0765-83-1109