朝日町から世界レベルの品質を届ける
平成31年3月1日時点
北陸電気工業株式会社 コンポーネント事業本部 朝日電子株式会社
工場長 福沢義司
朝日電子株式会社について教えてください
朝日電子株式会社は富山市にあります北陸電気工業株式会社の関係会社です。1985年（昭和60年）に角板型チップ固定抵抗器の専門工場として設立されました。
現在、年商60億円の会社として発展中です。この角板型チップ固定抵抗器は、スマートフォンやパソコン、EV・ハイブリット車の電装回路、電子レンジ、冷蔵庫などあらゆる製品に使われています。
角板型チップ抵抗器は製品1つあたりにどの程度使われているのですか？
スマートフォンで1,000個程度、EV・ハイブリット車で50,000個程度です。
御社の強みを教えてください
0.4×0.2ミリサイズという世界最小サイズの部品をラインナップに持つことと、世界中の車載電装メーカーや大手エレクトロニクスメーカーと取引させていただいているという実績です。
この朝日町から世界レベルの品質を発信しています。
弊社の創業当時は2012サイズという2mm×1.25mmが主流でした。今後も技術発展を続けていきます。
御社で働かれている皆様の特徴を教えてください
皆、よく働いてくれていますが特に女性が活躍しています。実際、当社の従業員の半数以上が女性ですし、女性の管理職も数多く在籍しています。角板型チップ抵抗器を製造する過程で器用さが求められるのですが、女性は細かい仕事が向いている印象です。
製造機械も綺麗に大切に扱ってくれています。
女性が働きやすい組織づくりのために心がけていることは？
女性が管理職に就任しやすくなるためのチャンスは拡大しています。他にもあらゆる垣根を取り払っています。
実際、北陸電気工業株式会社から出向してきた社員が、朝日電子株式会社の生え抜きの人材の部下になる場合もあります。向上心が高い人材のみを登用し続けることで風通しの良い組織を作り上げます。
今後はどのように朝日町に貢献されていきますか？
朝日町から世界に通じる品質の製品を発信し続けて、地元の雇用を創出することに貢献できればと思います。
私はこの朝日町で生活して20年になります。自然、米、水、どれも地元の宝であり、働く環境としては素晴らしい町です。
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