食中毒に気をつけましょう

更新日:2023年04月04日

食中毒は1年中発生していますが、特に気温や湿度が高くなる6月~9月頃は、食中毒の原因となる細菌の繁殖が活発になり、食中毒が発生しやすくなります。

食中毒と聞くと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。家庭での発生は、症状が軽く、食中毒と気づかれずに重症化することもあるので、家庭での食事作りでの予防が大切です。

手洗いをしましょう

食中毒予防の基本は手洗いです。外出先からの帰宅時、トイレ後、調理の前後、食事の前など、こまめに手洗いを行い、食中毒を予防しましょう。

正しい手洗いの方法について紹介します。

⇒食中毒予防のための衛生的な手洗いの仕方

https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000515911.pdf

 

食中毒予防の3原則

つけない(清潔・消毒)

  • 手洗いをしっかりしましょう。
  • 調理器具は清潔に保ちましょう。(洗浄⇒消毒⇒乾燥⇒保管)
  • まな板や包丁は、食材ごとに使い分けましょう。
  • 食材は、ほかの食品に触れないように容器やラップを使用し分けて保管しましょう。

増やさない(迅速・冷却)

  • 調理済みの食品はなるべくすぐに食べるようにしましょう。
  • 冷蔵庫の温度管理を適切に保ちましょう。(冷蔵庫10℃以下、冷凍庫-15℃以下)

※冷蔵庫に入れても細菌はゆっくりと増殖しますので、冷蔵庫を過信せず、早めに食べることが大事です。

やっつける(加熱)

  • 中心部までしっかり加熱しましょう。( 75℃1分以上 が目安)
  • 温め直しも注意しましょう。(スープ類は沸騰させる、電子レンジ加熱はムラのないよう時々かきまぜる 等)

家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

家庭での食中毒予防は、食品を購入してから、調理して、食べるまでの過程で、どのように、細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」を実践していくかにあります。

⇒食中毒予防の6つのポイント

https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/point0709.pdf

 

※季節ごとに食中毒の種類は変わります。こまめに情報を確認し、食中毒を予防しましょう。

 

この記事に関するお問い合わせ先

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